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Office系ソフトでの透過性(半透明)の使用について

透過性(半透明)オブジェクトは網状に印刷されます。
Office系ソフトには透過性(半透明)機能があります。
見た目も綺麗で幅広い使い方ができるため頻繁に使用される機能ですが、この機能はモニター上では設定した透明度で表示されても、印刷用データに処理する際には網状に変換されます。

淡い色を目的として透過効果をご使用されているのであれば、「その他の色」の「ユーザー設定」で色を作成されると網状にならずに印刷されます。

ユーザー設定で淡い色を作成する方法は下記となります。
「図形の塗りつぶしツール」→「その他の色」→「ユーザ設定」で色を作成してください。

しかし、「その他の色」から色を作成された場合は、背面のオブジェクトは透けて見えませんので、背景を透過させたい箇所には網状の印刷となりますが、透過性機能を使う必要があります。

グラデーションへの「透過性」効果は印刷に反映されません。

グラデーションのオブジェクトへ「透過性」の設定をされた場合は、モニター上では「透過」されていても、実際の印刷では反映されません。
そのため、グラデーションと透過性機能を合わせてはご使用できません。

また、淡い色のグラデーションを作成するために透過性機能をご使用された場合も、モニター上では反映されますが、実際の印刷では効果は反映されず淡くなりません。

もし、淡い色のグラデーションを目的として透過性機能をご使用されているのであれば、「その他の色」の「ユーザー設定」から色を作成されると淡い色として印刷されます。

ユーザー設定で淡い色のグラデーションを作成する方法は下記となります。

<バージョン2007>
図形の塗りつぶし」→「グラデーション」→「淡い色のバリエーション」からご選択ください。

<バージョン2003 以前>
「グラデーション」→「その他の色」→「ユーザー設定」で色を調整してください。