学会ポスター作成のためのお勧め本
以前は数が少なかった学会発表に関する書籍は、近年では色々と出版されています。今回はPowerPointのスライド作成やデザインのコツなど、学会ポスター印刷の参考となる書籍をご紹介いたします。
ゼロからわかる学会発表のすべて
研究発表をめぐる初歩的な疑問の数々を解決し、ワンランク上の魅力的な発表にするためのコツ、教えます。発表までの準備から、要旨の書き方、ポスター・スライドのつくり方、さらには英語での発表まで、魅力的な発表にするコツを徹底指南!ゼロからわかる学会発表のすべて。 (amazon 内容紹介より)
医科・歯科・理工など,すべての学会で役に立つ!
国際学会で“ポスター発表”を成功させるためのマニュアル本
・近年の国際学会でポピュラーになっているポスター発表(Poster Previews,Poster Overviews)について,それぞれ実例を取り上げながらキーセンテンス等を掲載.大事なポイントは日本語で解説しています.
・ディスカッションの仕方,質問への対応の仕方,聴衆との連絡先の交換方法や受賞スピーチのための決まり文句など,すぐに活用できる内容が満載です.さらに,ポスター発表をよりよくするためのアドバイスも掲載しました.
・本書一冊で,国際学会でのポスター発表に自信がもてます. (出版社の内容紹介より)
● これから学会発表する若者のために 第2版 -ポスターと口頭のプレゼン技術-
ポスター作成だけでなく、ポスター発表の仕方、質疑応答の仕方まで解説された本です。学会発表のみならず、博士論文・修士論文・卒業論文の発表や研究室セミナーでの発表にもそのまま通じるプレゼン技術の本です。ポスターの作り方とスライドの作り方、および本番でのポスターの説明の仕方と口頭発表の仕方を徹底解説しています。(amazon 内容紹介より)
第2版がでました。(2018/7/9)
プレゼン技術の必携本『これ学』第2版!
初版を大幅に書きかえ、世界最高のプレゼン本に!(amazon 内容紹介より)
● PowerPointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門
短時間でセンスよく仕上げるテクニックが満載で、プレゼン資料とポスター作成時のお悩みを解決します。デザインのプロから作成のコツを学んで、いつもの資料をワンランクアップ。シンプルの強さを理解すれば、わずかひと手間でかっこいい資料に変わります!資料づくりが楽しくなる、デザインとイラスト作成の基本をまとめた一冊。(amazon 内容紹介より)
こちらは手元にあるのが2001年版と古いのですが、Amazonの書評を読むと内容に2001年版と変化はないようです。
ポスターセッション用のポスター作成方法の古典ともいえる本です。巻末に「よくあるポスターデザインの失敗例」としてかなりの事例を取り上げています。ポスターの中身とレイアウトデザインについての記述がほとんどでPowerPointなどのソフトを使った作成方法については書かれていませんが、何をどう見せるかについては示唆されることの多い本だと思います。
●伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
デザインって難しい!と思われる方に。
「実は、見栄えを良くするために必要なのは、センスではありません。学校や会社では教わることのなかった、デザインの基本的なルールに従えばいいのです。」と、プレゼン用デザインの基本をわかりやすく教えてくれる本です。著者のサイトも必見です。
作例はビジネスでの使用頻度が高いパワーポイントのスライド資料を使用。直感的にポイントを理解できる構成なので、デザインを学んだことのない人、センスに自信のない人でも、すぐに習得できます。
ごく当たり前だけどわかりやすさを左右する「書体」「行間」「色」などの基本から、「図形」や「グラフ」などのちょっとした見せ方のコツまで、「これをやれば人に伝わりやすくなる! 」というポイントを簡潔にまとめています。(amazon 内容紹介より)
フォントの使い方、文章や色の見せ方、写真やグラフの訴え方。同じ情報要素を使っても、デザインの仕方ひとつで見え方は違ったものになります。大事なのはそれぞれの情報素材の役割を意識して、メッセージを伝えるのに最適なテクニックを選び、的確に表現することです。本書はパワポで資料をデザインする入門書です。実際の例題を使って、情報要素のまとめ方やレイアウトの良し悪しがわかるように解説しています。(amazon 内容紹介より)
以下の書籍はスライド発表のノウハウ本です。
個々のスライドを作成してから1枚のポスターにまとめるという従来の方法での作成では役に立つと思います。
※個々のスライドをポスターにまとめる方法は本サイトの 学会ポスター作成|パワーポイントで作って発表のページを参考にしてください。
この本はこんな人におススメです
・資料がわかりにくいといつも言われている
・自分はデザインセンスがないと思っている
・資料作りで残業するのは嫌だと感じている
・資料作成はワードやエクセルで十分である
「伝わる」スライドにはちゃんと根拠があります。東大式のFLICK法スライド作成のすべてを伝授。(amazon 内容紹介より)
●学生・研究者のための使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術
これまでありそうでなかったPowerPointプレゼンの「スライド作成」に特化した新しい書籍。プレゼンにおけるメッセージ伝達力の向上を目標 とし、メッセージを効果的に聴衆に伝えるスライド上の巧妙な仕組みを「1つの原理と3つの技術」に落とし込んでいる。その原理原則をもとに、実際に大学院生や研究者が作成したスライドを著者が修正していく。この「パワポ講座の形式」が本書の最大のウリである。(amazon 内容紹介より)
● 驚くほど相手に伝わる 学会発表の技術―わかるデザイン60のテクニック
なぜあなたの学会発表は退屈でわかりにくいのか!? 学会などの発表の際のスライドを相手に”伝わる”スライドにするにはどうしたらいいのか? スライド作成の基本から、ちょっと気のきいたテクニックまでを豊富な実例で解説。著者は、大学や企業で発表用資料を魅力的につくるための技を教え続けているプレゼン技術のプロです。(amazon 内容紹介より)
スライドの出来次第で、発表の印象は大きく変わる。
必要な情報がきちんと伝わるスライドは、聴衆にとって「わかりやすい」ものになっている。
本書はスライド作りに欠かせない根本的な考え方と、「見た瞬間に伝わってしまうスライド」のルールを厳選収録。ルールを守るだけで、誰でも簡単に「わかりやすいスライド」を作れるようになる。
(amazon 内容紹介より)
PowerPoint / Word / EXCELの購入には